対処法-補助機器の活用
様々な便利機器
聞こえを助ける専用用品は増えており、教育委員会などが貸し出している自治体もあります。ノイズ低減機能付き機器や指向性マイクの使用により困難な状況が改善されることもあるため、自分の特性にあったものを有効活用して積極的に取り入れてみましょう。
◎デジタル補聴器
- 音を拾って増幅・音を処理し、耳の中で音を出す機械
- 使用する人に合わせて周波数を細かく調整する事も可能
フォナックオーデオルミティ
フォナックバートP-312
フォナックバートP-チタン
フォナックバートパラダイス
◎送受信機(補聴援助システム)
- 話し手にマイク(送信機)をつけてもらい、聞く人が耳に受信機をつける
- 話し手の声が聞こえやすくなり、授業・会議の聞き取りや家族との会話にも役立つ
ロジャーオン
ロジャー タッチスクリーンマイク
ロジャーセレクト
◎音量調整付き耳栓、ノイズキャンセリング機能付きイヤホン・ヘッドホン
- 環境騒音をカットしつつ必要な音や声は聞こえる仕組みの機器
- 雑音が減る事で聞き取りが良くなる人や疲労が軽減される人もいる
デジタル耳せん
デジタル耳栓
◎イヤーマフ
- 耳に入ってくる音全体を小さくし、聞き取り補助目的ではなく聴覚過敏の対策に用いられる
- 遮音の程度やどの音域の音を遮断したいか選べるタイプもある
イヤーマフ
文字を表示する機器・レコーダー
◎音声文字変換アプリ(UDトーク、YYProbe etc.)
- 1対1の会話から会議まで、幅広いシーンで使用することが出来る
- 専門用語は使いながら単語を登録して誤変換を減らしていく事もできる
◎電子メモ(画像提供:株式会社KING JIM)
- 手帳サイズの電子メモは、いざというときに相手に書いてもらって確認ができるので便利
- 自分でメモをとるために利用する場合は、ノートサイズ程の保存機能付きがおすすめ
電子メモ
◎ボイスレコーダー
- 録音の許可をとる必要があるが、打ち合わせなどで録音すると後で聞きなおす事ができる
ボイスレコーダー
情報保障-字幕表示・チャット・音声ガイド-(HELLO!MOVIE etc.)
- 発言がききとりづらい場合もあるオンライン会議や授業だが、字幕表示にする事で、内容を確認する事ができる
- チャット機能で進行役の人が大事な点を書いていくのもおすすめ